2015年4月に発売した、株式会社四万十ドラマのオリジナル商品「いも焼き菓子ひがしやま。」が、ついに累計販売数160万枚を突破!原料の「人参芋」産地化に成功し、契約農家と収量の増加、そして自社工場の規模拡大に伴う商品製造量の大幅UPなど、10年間で超右肩上がりの注目商品「いも焼き菓子ひがしやま。」。
高知の土産は「ひがしやま」と、今じわじわと人気を集めているその魅力をご紹介します。
・高知の土産は「いも焼き菓子ひがしやま。」
いも焼き菓子ひがしやま。
小判型のかわいらしいフォルムと、アクセントで乗せた黒ゴマが特徴的な見た目。そして聞きなれない「ひがしやま」という文字。はじめて食べる方には、一体どんなお菓子なんだろう?と想像させてしまう「いも焼き菓子ひがしやま。」は、サツマイモを使ったスイートポテト風の焼き菓子です。
(お客様の声で誕生したミニサイズ(右)がお土産で人気)
(2020年原材料等を見直し、もっちり食感にリニューアル。)
この「いも焼き菓子ひがしやま。」、一口食べてみると、口の中にふわっと広がるバターとサツマイモの香りが、そのお供に紅茶やコーヒーを誘います。それなのになぜか、途中でプチっとはじける黒ゴマの香ばしさや、もっちりとした食感もてつだって、少し渋みのあるような緑茶も欲しくなる。洋菓子であり、和菓子でもあるような、なんとも魅力的な四万十の焼き菓子なのです。
・お客様の要望で誕生したミニサイズがお土産商品でヒット!
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知られざる「ひがしやま」誕生秘話
「地域の伝統干し芋と、原料の人参芋をなんとか存続したい。」
遡ること10年前の2014年、地元四万十の東富山芋部会(生産者団体)から相談を受けたことがはじまりで、「いも焼き菓子ひがしやま。」は誕生しました。
高齢化と後継者不足で悩む、地域の生産者団体の想いは切実。何か力になってオモシロイことが一緒にできないかという一心で、地元資源あってこその地域商社である四万十ドラマが生産者とタッグを組んだことがきっかけで商品開発に挑みました。
当初は干し芋の商品化を思案しましたが、製造工程や設備の問題であえなく断念。干し芋以外に日の目をみてこなかった「人参芋」の素材を、どうやったら活かすことができるかに一番苦労しました。高知県内パティシエ監修のもと約一年試行錯誤を繰り返し、万人受けして日持ちするスイートポテト風の焼き菓子が完成したのです。
10年で原料が「150倍」に超拡大!
生産者と出会った2014年当初、原料となる「人参芋」は1団体のわずか300kg程度。そこから次第に5件、12件と産地も生産量も広がりを見せ、2021年には27件24tまで一気に拡大しました。
さらに、2022年3月には「四万十の芋プロジェクト協議会」が発足し、いま現在は生産者約40件で、年間生産量45tへと飛躍し、10年で「150倍」にと拡大を続けています。
「人参芋」と「ひがしやま」
「人参芋」はサツマイモの品種名ではなく、じつは総称。人参のような鮮やかなオレンジ色の赤肉種のサツマイモの一種で、地域でそう長年呼ばれて親しまれてきました。火入れするとねっとりした食感と甘さが引き立ち、全国的にはまだまだ珍しいサツマイモの一つです。「いも焼き菓子ひがしやま。」には、四万十川流域界隈で育てたそんな特徴ある人参芋を原料に使っています。
そして、商品名の中にも含まれる、耳馴染みのないワード「ひがしやま」。
地域で親しまれてきた干し芋が、人々から「東山(ひがしやま)」と呼ばれていたので、そこからインスパイアされ商品名に加えたのですが、元々の由来は諸説あるようです。お芋を煮詰めて干す保存食のおやつ「干菓子」という言い伝えが一番しっくりきているので、四万十ドラマではそう認識しています。
・おすすめポイント
人参芋そのものの魅力を最大限に、添加物を使わずもっちりとした食感のスイートポテト。香ばしい黒ゴマのアクセントと練り込んだ白あんにより緑茶はもちろん合いますが、バターの風味が紅茶やコーヒーともマッチ。小さいお子様やお年寄りまで幅広く喜んで頂ける味に仕上げておりますので、ぜひ色々なシーンでお楽しみください。
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