「佐竹、これに応募しよう!」
コトのはじまりは、2020年7月初めの日曜日の夜「これに、いも焼き菓子ひがしやま。を応募しよう!」いまテレビを見ていたという社長から、番組画面のスクショが送られてきました。
それはTBS系列「坂上&指原のつぶれない店」。商品に自信があるのにコロナ禍で商品が売れない、売上が落ち込んで困っているという生産者を探し、成城石井とコラボして全国のいいモノを掘り出します!という企画の番組でした。
モノづくり26年、地域商社の「四万十ドラマ」
誰も予期していなかったコロナ禍で、四万十も先の見えない状態が続きました。
本来ならGWは新緑も綺麗で一番のかき入れ時です。毎年販売に大忙しのハズなのに自宅待機、、、。一つの目標としてスタートさせていた、高知市の直営店も泣く泣く閉店しました。
商品を作っても売れない。ぜひ来てね!いらっしゃいませ!そんな言葉も出してはいけない辛い日々。でも生産者は変わらず毎日世話をして、農作物は日に日に成長している。立ち止まってはいけないと言い聞かせながら、地域の誇りと社員一同の想いを乗せて、藁にもすがる気持ちで応募したのでした。
ゆえに、出演が決まった時は本当に嬉しかった~^^
しかも全国201社の中から選ばれた11社に!
でも実は、11社全てが合格した訳ではなく、放送では更なる展開が待っていました。それは11社からさらに選ばれた5社が成城石井にて販売されるというものでした。
11社どの商品も大変素晴らしく、すべての商品にこだわりがあり、同じように苦しみ踏ん張っている・・・。その商品に対する並々ならぬ思いに、目頭が熱くなりながらテレビの前で視聴していました。
成城石井での販売になる5社に選ばれるのはどこなのか・・・!!手に汗握る思いで、ほんとにドキドキしながらの視聴でした。
いも焼き菓子ひがしやま。ってどんなお菓子?
名前の由来は高知県で昔からおやつとして親しまれてきた干し芋「東山」が元となっています。その名前については諸説ありますが、ひとつとして【山で作られる干菓子】から来ているなんて話も・・・!
私が幼少の頃から食べていたこの干し芋は、そのままでも大変美味しいのですが、この形を模して、より親しみやすく「スイートポテト風」にしたのが当商品「いも焼き菓子ひがしやま。」
見た目や食感などを干し芋の東山を模しており、お味は人参芋自体の甘さを生かしてお砂糖は3割程度。バター・卵などを加えてオーブンで焼き上げます。一枚一枚想いを込めて、生産者の想いを引き継ぎます。
冷やしても、炙っても美味しいこのひがしやまは、しまんと地栗商品の次に人気商品となっております。
成城石井で販売される5社に選ばれたのは・・・!?
全国応募201社の中から最終決定した5社に、いも焼き菓子「ひがしやま」が見事選ばれました!!社員一同、感動のメッセージが飛び交い、お祝いモード!
スタジオで演者の皆さまが、「美味しい美味しい」と笑顔になる様子や、SNSで全国からの応援メッセージも鳴りやまず、皆で結果を祈るような感覚が嬉しかったです。
地域の希少な原料「人参芋」を、生産者と共に開発した思い入れのある商品。地域産業から豊かになる仕組み作りの形です。
それがこんな風に沢山の方々を通して、全国に旅立っていくなんて素敵すぎます。放送中からも多数お問合せを頂き、すでにたくさんの反響が届いています。本当にありがとうございます!!
原料がもともと大量にあるわけではないので、お待たせする事になるかもしれませんが、四万十の想いを乗せて、社員一同これからも尽力して参ります。
成城石井での販売は、10月5日から。
お近くにお住まいの方、ぜひ他の商品とあわせてお買い求めいただけると嬉しいです!