読み終えた新聞を使ってあたらしいカタチをつくる。
2003年に誕生した「しまんと新聞ばっぐ」は、ラストリバーのこころざしに合わせて、モッタイナイ精神の“考え方”を伝えながら人と人を繋ぐ活動を継続しています。この度、縁あって2020年4月に出展予定だったイタリア『ミラノデザインウィーク』へ、2年の時を経てようやく出展が決まりました。
●しまんと新聞ばっぐとは?
「ミラノデザインウィーク2022」へ
今回はイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク」の中でも、ミラノ市内の各地で行われるデザインイヴェント「フオーリサローネ」への初出展。
ことの始まりは2018年、高知県在住インストラクターの小笹智子さんが、イタリアを訪れた際、手土産袋に新聞ばっぐを使った所、現地で注目を浴び出展への話がとんとん拍子に進んだのです。早速、当NPO代表の畦地とエグゼクティブインストラクターの渡辺さんが2019年に現地視察、2020年4月に初出展と決まりました。
しかし、残念ながらコロナ禍で2020年の出展は叶わないまま2年延期され、今回ようやく2022年6月7日~12日の6日間の日程で出展が実現するのです。
〇ミラノデザインウィーク出展用の紹介動画(2019年制作)
新たな展開「10 minute bag」
2021年10月、コロナ禍で十分に活動ができない中でも希望を捨てず、「しまんと新聞ばっぐ」の考え方を広めるWSへの切り口として、取っ手が1本で従来の基本形ばっぐ(大・中・小)より道具も少なく、10分でできる「10 minute bag」を新たに考案。
今回のイタリア進出に繋がる活動の一環として、2022年3月20日開催の第10回しまんと新聞ばっぐコンクール開催までのキャラバンでは、この新たなばっぐを用いた「1DAY新聞ばっぐ」のWSを県内各所で行い、SDGs活動へのきっかけにもなりました。
ミラノにいってきます会
今回、インテリアデザインの最もエキサイティングな1週間と言われる「ミラノデザインウィーク」へ出展するにあたり、現地入りするエグゼクティブインストラクター渡辺氏と、他3名のインストラクターを送り出す壮行会『ミラノにいってきます会』が開催決定!
『ミラノにいってきます会』
日 時:2022年5 月22日(日)18:00~
会 場:ラ・ヴィータ(高知市本町3-3-1)
主 催:NPO法人RIVER
当日の様子は、しまんと新聞ばっぐ公式フェイスブックページにて生配信!
配信後もアーカイブでご覧いただけますので、高知をはじめ全国の皆様に、四万十からイタリアへ挑戦する姿を応援頂ければ幸いです。
もちろん、ミラノでの出展後の報告もお楽しみに!
●しまんと新聞ばっぐインストラクターになるには
2009年9月から始まった養成講座により、全国各地にこれまで700名のインストラクターが誕生しました。しまんと新聞ばっぐの考え方を真ん中に、それぞれで日々活動しています。
●基本形ばっぐ「小サイズ」の作り方動画
●「しまんと新聞ばっぐ」と「大・中サイズ作り方DVD」
出来上がった新聞ばっぐや、大・中サイズの基本形の作り方が分かるDVDをSHIMANTOZIGURIストアで販売しています。