四万十町大正の「海洋堂ホビー館四万十」は、本当にこの先にあるのか?という場所にある、山の中の知る人ぞ知る博物館。その姿はひっそりと、でも中に入ればとんでもない世界が広がる、夢と懐かしさとワクワクが詰まったワンダーランド。
今年2022年4月にリニューアルしたにも関わらず少し乗り遅れましたが、ガンダム世代の通販スタッフ中澤を誘って、アニメもフィギアも無知な佐竹がその魅力をご紹介いたします。
リニューアルした海洋堂ホビー館四万十


2008年に旧大正町打井川の“へんぴなところ”に誕生した「海洋堂ホビー館四万十」は、廃校になった打井川小学校を改築した山の中のフィギアミュージアム。
世界的フィギアメーカー海洋堂の創業者である宮脇修氏が、過疎の地域に新たな人の集まりと賑わいをという願いを込めた四万十の観光スポットでもあります。


館内には約8000体のフィギアが並び、小さくても精巧な作りに見惚れつつ、誰もが知るアニメや映画の有名キャラクターにはマニアでなくてもテンションがあがります。

▼「海洋堂」の軌跡が分かる宮脇修館長のプロフィール
童心にかえって夢中になれる場所

リニューアルした正面玄関から入ると、受付の横にはたくさんのお土産商品が並びます。高知名物「芋けんぴ」や「ミレーフライ」とコラボした、オリジナルキャラクターのお菓子やフィギア、ソフビ人形、パズル、ガチャガチャと目移りして、財布の紐が緩くなります。

ヱヴァンゲリヲン、ガンダム、不思議の国のアリス、昆虫、恐竜とラインナップは幅広く、マニアや子供向けだけに限らず、何も知らない大人がフラッと訪れても充分楽しめるスポットなので、取材に来ていることを忘れてついつい自由行動してしまう始末。
これがまさに、“童心にかえる”という事か!


いま熱い!空想特撮映画『シン・ウルトラマン』

いま全国ロードショー中の、空想特撮映画「シン・ウルトラマン」は、あのヱヴァンゲリヲンの総監督である庵野英明氏の最新作。
その映画に登場する懐かしの怪獣を含めた、ガボラ(開)・ガボラ(閉)&ウルトラマン・ネロンガの、3パターンのキャラクターが楽しめるガチャガチャを店内で発見!

かつて少年だった中澤が、1回500円に全く躊躇しない大人買いでいざ挑戦。
中澤、行きます!

出ろ!ウルトラマン!!

あー...これだわ。ガボラ(開)だわー。

大人買いだー!リベンジいくぞっ

おっふー...またガボラ(開)じゃないか。

ここで諦めかけた中澤に、救世主現る!
ホビー館を運営する(株)奇想天外の事務局長 宗崎さんの救済で、あと2回挑戦のチャーンス!!
頼む。ウルトラマンよ出てくれ。後ろから感じる宗崎さんの視線が熱い。

あ!?なんかさっきより重い気がする。ついに来たか!?

じゃーん!って、
ガボラ(開)
まさかの3連続ガボラかーーーーーーーーい!!

3連続ってのも逆に凄くて、ある意味引きが強かった中澤。
そしてこの後、最後の1回を託された佐竹があっさりウルトラマンを引き当てる奇跡を起こしたにも関わらず、3連続ガボラ(開)の傷が深く動画撮影をオンしてなかった中澤(笑)
色々あったけど、身をもって楽しさをレポートできた海洋堂ホビー館四万十の紹介となったのでした。そもそも、過疎化の集落を盛り上げようと作られた田舎の博物館。実際に四万十までなかなか遊びにいけなくても、ふるさと納税などでもぜひ四万十を応援頂けますと幸いです。
そしてこの取材の数日後、これまで特に興味なかった特撮映画が急に気になり、映画『シン・ウルトラマン』を鑑賞。詳しい内容は申し上げられませんが、その空想の世界観に引き込まれ、あの日ガチャガチャ本体に書かれていた「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」が、後になってジーンと心に響いた佐竹なのでした。
【取材後記】
~まさかの休館日~
取材に訪れた日は、こちらの都合で火曜日でした。アポは取っていたものの、定休日だと知ったのは到着したタイミングという、おっちょこちょいのスタッフ中澤&佐竹。
企画展の撤去やミーティングにと、忙しくされていた宗崎さんに貴重なお時間いただき改めて感謝いたします。
次は年間パスポートを買って、営業日にゆっくり遊びにいきます!
皆さんもぜひ、海洋堂ホビー館四万十へ遊びに行ってみてくださいねー!