四万十川の見事な桜もほとんど散り、お次は山々につつじの花も顔をのぞかせ始めた4月1日。今年も四万十川の「うなぎ・川エビ漁」が解禁になりました。
弊社に広報課が新たに設置され、2022年度はじめての取材が四万十の春の風物詩『四万十川の天然うなぎ』ということで、気合十分の新米課長スタッフ佐竹が現場へいってまいりまーす!
■四万十川の天然うなぎ
さっそく、道の駅よって西土佐の鮎市場に突撃取材!
この時は、ちょうど道の駅6周年祭を週末に控え各店準備で賑わう中、挨拶もそこそこに市場内にはいると、お隣のちょうど川漁師のおじさんが今朝とれたばかりの天然鰻を出荷にきたところではありませんか!?
(なんて今日はツイてるんだ!)
出荷されたうなぎの重さを計ると、鮎市場の平野美智さん(通称みっちゃん)が、すぐさま市場内の水槽のカゴのなかへドボン。
まだ今年の漁が始まったばかりでちょっとしかいないと思いきや、日々の出荷はこのくらい。小さいもので1匹100g、ごくごくたまーに600g級の大物も出てくるそうですが、入荷量の帳簿をチラリとのぞかせてもらうと、一日一人1㎏以下というのがほとんどです。
■天然うなぎは希少ナンバーワン
いつからこんなに貴重なものになったのか?と質問してみると、 「そうやねぇ、俺の記憶では無いねぇ。ようけとれよったがは昭和40年代ごろまでやないろうか。でも、途絶えることなく毎年なんとか獲れてありがたいやねぇ。」と、道の駅よって西土佐の林駅長(62)は言います。
聞くと、今から15年以上前の平成8年には900kgほど獲れていたのが昨年は550kgまで減少しているとか。改めて、四万十川の天然うなぎの貴重さを肌で感じました。
※うなぎ漁は4月1日~9月30日、川エビ漁は4月1日~8月31日、自然保護のため禁漁期が設けられています。
それにしても、この生きたうなぎを見ているだけで、ヨダレが出てくるのは私だけでしょうか?(笑)ああ、うなぎの蒲焼が食べたい!と、食欲をそそる食材のナンバーワンでもある四万十川の食材です。
■鮎市場もちょこっと紹介
四万十川の天然ものだけを取扱う鮎市場では、うなぎの他に、天然鮎・川エビ・ツガニ・スッポン・ナマズなどがあり、店内の冷凍庫でも商品を販売していますよ。
この取材の後、その足で四万十川の風景を撮影しに近くの「長生沈下橋」に向かった佐竹。車を停めて河原におりると、ん?なんとちょうど船に川漁師さんがいるではないか!!
この続きは、次回の記事でご紹介。どうぞお楽しみに!
▼四万十川西部漁業協同組合「鮎市場」
http://40010.chu.jp/index.html
▼SHIMANTOZIGURIストアでの取り扱い商品
https://ziguri.jp/c/g_rf