4月3日、道の駅四万十とおわリニューアル!

Writer 神尾

皆様、こんにちは。

雨が降っても、そんなに寒くない季節になりましたね。
四万十では、雨ごとに花が散り、新緑の季節に移り替わろうとしています。
今朝なんかはツバメが空を飛んでいて、雰囲気的には、もう5月です!(笑)

さて、そんな四万十では、4月3日に「道の駅四万十とおわ」がリニューアルオープンしました。
4月3日・4日はオープンに合わせてイベントが行われましたので、その様子をレポートします。

「道の駅四万十とおわ」リニューアルオープンイベント、スタート!

4月3日のリニューアルオープンに合わせて1日から急ピッチで準備が進められてきた、道の駅四万十とおわ。(準備の様子や道の駅の店長のコメントは、こちらにて、ご紹介しております。)

さてさて、3日リニューアルオープン初日。開店前の8時30分ごろ伺うと、駐車場にはテントが並び、既ににぎわいの雰囲気が!

イベント出店者の方々と道の駅スタッフが準備を進める中、ぱらぱらとお客さんの姿も。

私も出来る事をお手伝いしていると、アナウンスがなり、道の駅が開店!
リニューアルオープンのイベントも同時にスタートしました。

午前中はお客さんが少ない印象でしたが、お昼が近づくとともに、客足も増えてきました。
特に出展者さんのテントの前は、たくさんのお客さんが。
朝から降っていた小雨も止んできて、イベントらしく、にぎわってきました!

イベント出店者は高知県内外から

駐車場だけではなく、中庭や、中庭に続く通路にも出店がありました。
そのため、道の駅の中をぐるぐるしていると、どこを通っても美味しそうな香りが漂ってきました。

イベントでの販売商品は、牛串や豚串、おかみさん市の蒸しパンやちらし寿司、お酒、豚まん、お隣西土佐の鮎の塩焼き、四万十米豚の焼きそば、工芸コーナーでは、トンボ玉ブレスレット作りや、ジオラマ作りなど。

高知県外からは、ジャム、ソーダ、パン、ベーコン、ソーセージ、最中、トマト、お煎餅など!
特に、ベーコンやソーセージ、お煎餅は目の前で焼いたり、炙ってくれるという贅沢!

誘惑が多すぎて多すぎて…(笑)

道の駅の中庭にあるshimantoおちゃくりcaféでは、お土産品の販売と、紅茶のスペシャリスト赤須さんによる紅茶の淹れ方のレクチャー。そして、4月3日から販売スタートの「しぼりたて地栗モンブランプルミエ」がお披露目。土日祝日だけの販売となり、1日10食、イートイン限定の商品です。
初日は、10食が完売!嬉しい限りです…!

出店者以外でもご飯ものを販売。

道の駅の市場(お土産品を販売している所です。)では、田舎寿司やお弁当の販売も。
イベント当日は、焼きそばやちらし寿司など、ご飯系の販売が多かった中、道の駅店内のお弁当も、4時前には完売。

食堂のランチ、イベントのご飯、お弁当、昼食の選択肢が豊富で、これまた迷ってしまいました。

初日乗り切っての感想を伺ってきました。

初日乗り切っての感想と、今後の抱負を駅長の中野千里さん、店長の刈谷貴泉さんに伺いました。

一日中、道の駅の中を動き回っていた、駅長の中野さんは、初日を「本当に楽しかった!」とおっしゃっていました。

「楽しかったのは、イベントが久々だったこともありますが、一番は、地域の見知った人が来てくれたことが嬉しかったし、印象的でした。みんながあたたかくて、アットホームな感じがしました。
食堂や市場も、大きな混雑や混乱もなく、スムーズにサービス提供ができたと思います。
久しぶりで、レジの操作が危うい所もありましたが、そこさえクリアしてしまえば、問題なく進みました。これが経験なのかな?とスタッフの間で話したことでした。」

店長の刈谷さんは、

「 この日に照準を合わせて準備してきたので、 一日目が終わって、ほっとしました。大きなクレームもなく、『おめでとう~!』って言ってくれる地域の人もいらっしゃいましたし、生産者の方が野菜とかを持ってきて応援してくれたのも嬉しかったですね。」
と話してくださいました。

他のスタッフの方からも、「あいにくの天気でしたが、地元の人がいっぱい来てくれたのが印象的で、みんな『おめでとう~!』って言ってくれたのが嬉しかった。」「初めての仕事ばかりで覚えきれない部分もあり、緊張していましたが、お客さんが来てくれると思ったら、すごくやる気が出ました!」と話していました。

そして、今後の抱負について、中野さんは「地域のコミュニティーの場としての道の駅でありたい」と話しています。

「気軽に道の駅に行ってみようと思ってもらえる道の駅でありたいと思います。道の駅は生産者の方がお野菜やお茶などを販売できる直販所の機能も備えていますが、その直販所が成り立つためには、いろんな方々に足を運んでいただかなければなりません。そのためにも、まずは、地域の方が気軽に『道の駅に行ってみよう』と思ってもらえる道の駅でありたいと思いましたし、起業当時から描いてきたことが実感できたので、これからも続けていかなければと思いましたね。」
「風景・スイーツ・体験・グルメ・お土産が揃った道の駅は、この近くにはないと思っていますから、これを目指して観光客の方が来てくれて、道の駅で地元の方と観光客の方が交流できるような、地域が、人が、商品がまあるくつながっていける、つなげる役割をこの道の駅で続けていけたらいいなと思います。」

刈谷さんは、「今までよりも厳しい状況が設定されているが、これから」と話していました。

「道の駅がにぎわうのを夢見てきたことが、今日実現しました。これを継続させて、このにぎわいが大きくなるような、道の駅が、十和が元気になって、それが広がっていくことがしたかったことなので、それの最初を体感できた手ごたえがあります。今までよりもさらに厳しい状況が設定されていますが、この手ごたえを実現させていくべく、これからも頑張っていきたいです!」

スタッフの皆さんからは、「地域の人に来てよかった、また来たいと言ってもらえるようにしていきたい。モーニングも提供していく予定ですし、地域の方が来れるようなイベントもやっていけたらと思います。」「お客さんとたくさんお話をして、見かけたら声をかけてもらえるぐらい仲良くなりたい!」という声が。

私が道の駅の中を見ていて感じたのは、いつもどこからかスタッフの方が対応している元気な声が聞こえてくることです。
お天気も良くなかったので、お客さんでごった返すようなことはありませんでしたが、それでも活気が感じられたのは、スタッフさんの明るい声と、楽しい・嬉しいという気持ちが雰囲気として醸し出されていたからかもしれません。

道の駅の中もすっきりと四万十のものでまとめられていて、土佐旅福の手ぬぐいの上に田舎寿司が並べられている素敵なレイアウトは、まさにぴったりの組み合わせ。
何度も道の駅の中を練り歩きましたが、何回まわっても飽きず、楽しいイベントでした!

おまけ

道の駅四万十とおわでは、ゴールデンウィークに新茶フェアを予定しております。
今回のイベントで分かった、強化すべきポイントを重点的に強化し、来たるゴールデンウィークと新茶フェアに向けて準備を進めていくそうです!

ゴールデンウィークが楽しみですね!!