皆さん、こんにちは!
昨日、帰宅して車から降りると虫の鳴き声が聞こえてきました。最近、ぐっと気温が上がったので、虫も動き出したのでしょうか…?
しんとした夜も好きでしたが、少しにぎやかになった夜もいいなと思ったことでした。
さて、今回は、2年ぶりに仕込が行われた焼酎の販売がスタート!
その焼酎のご紹介です!
その名は、「しまんと地栗とかおり米」
こちらが、2年ぶりに仕込が行われ、今回予約販売がスタートする焼酎、「しまんと地栗とかおり米」です。
その名の通り、しまんと地栗とかおり米で作られた栗焼酎です。
四万十町大正地区の酒蔵「無手無冠」さんに醸造していただきました。
「無手無冠」さんは、栗焼酎「ダバダ火振」が人気の酒蔵で、その他日本酒やリキュールも製造・販売しております。(無手無冠さんの歴史などは、四万十町のブログサイト「リーバーノート」で紹介しております!)
しまんと地栗とかおり米の作り方。
しまんと地栗とかおり米の仕込が始まったという連絡を受けて、仕込の見学に伺いました。
かおり米での仕込が行われる日に伺うと、酒蔵に近づくほど炊きたてのかおり米の香りがふわ~っと漂ってきました。
普段食べるお米よりも少し硬めに炊いた、熱々のかおり米に風を当てて冷ましながら、パラパラにしていきます。
パラパラになったかおり米は、ホースに吸い込まれ、発酵するタンクに届きます。
その時、かおり米がタンクにたたきつけられるんですが、その音の大きいのなんの。
そこで作業する蔵人さんは、耳栓をしていないと鼓膜が傷つくことがあるそうです。
タンクの中で、米麹・水と混ざって、1週間ほどかけて発酵していきます。
かおり米の仕込からおよそ1週間後、今度は、栗を加えてさらに発酵させていきます。
栗は、大きい釜で蒸したものを機械で半分に割って、中身を取り出します。
それに水を混ぜ合わせて、かおり米同様、ホースでタンクへ送り込みます。
お米はパラパラだったので、風を送るだけでホースの中を移動していきましたが、栗は、お米よりも重いので、水を混ぜた状態でないとホースの中を移動してくれないんだそうです。
栗とお米が入ったタンクが20度で維持できるように管理しながら、毎朝発酵具合を見ていきます。
栗の発酵は自然に止まるそうなので、発酵が止まったら、後は蒸留して完成です!
かおり米の風味が感じられる、オリジナルブレンド
無手無冠さんの人気商品「ダバダ火振」は「栗・米・麦」で作られた焼酎ですが、「しまんと地栗とかおり米」は「栗・米」で作られた焼酎で、かおり米と栗焼酎独特の香りが感じられるオリジナルブレンド。
飲みたいのをぐっとこらえて、まずは香りからお楽しみいただくのがオススメです!
寝かせば寝かせるだけ、美味しくなる。
「焼酎は寝かせた方が美味しくなる。」
と、言われていますが、「しまんと地栗とかおり米」も同様。
前回(2019年)の販売では、1年半じっくり寝かせた焼酎を販売していました。
無手無冠さん曰く、「(寝かせる時間が)1年と1年半じゃあ、味が全然違う」。
焼酎の味の変化が分かるほど嗜んでいないので、あまりピンときませんでしたが、味が変わっていくのも焼酎の良さで、その変化を楽しむのも一興なのかなと思いました。
今回の「しまんと地栗とかおり米」は仕込から数ヶ月経ったものをお届けする予定です。
ご自宅で熟成していくのをお楽しみください!
▽ご購入・詳細はこちらから
SHIMANTO ZIGURIストア